導入事例インタビュー
武蔵野市教育委員会様
先生と子どもたちのための
ネットワーク環境づくり
武蔵野市教育委員会 指導課学校情報担当 主査 大塚 氏、主任 杉崎 氏
―初めに、お二人の所属されている部署の役割を教えてください。
私たちは、武蔵野市の市立小・中学校におけるICT環境の整備や教育現場のDXに関する業務を担当しています。
具体的には、市立学校における児童生徒の1人1台端末や教職員が使用する校務支援システムをはじめ、学校図書室の蔵書管理システム、学校ホームページのシステムなど各種システムの整備を行っています。また、校内および学校インターネット間の通信ネットワークの整備や電子黒板、デジタル教科書といったICT環境の整備も行っています。
導入の背景
―弊社のサービスを導入された背景や当時の課題を教えてください。
現在はデジタルコンテンツが非常に充実していることから、授業内で活用される機会も増えています。
GIGAスクール構想のさらなる進展に向けて、文部科学省は「教育DXに係る当面のKPI」の一つとして「必要なネットワーク速度確保済みの学校:100%(R7)」を掲げております。武蔵野市でも他の自治体と同様に「ネットワークの改善」は取り組まなければならない重要な課題でした。
―導入を決める際に、何社のサービスを比較検討されましたか?
複数社からの提案を比較検討した上で、J:COMのローカルブレイクアウト(10GB)を導入することに決定しました。
―弊社の回線を導入した決め手を教えてください。
必要なネットワーク速度確保のため、事業者に依頼し、ネットワークアセスメントを実施しました。その結果、これまでの通信契約や通信機器では学校の各授業でデジタルコンテンツを同時使用することで発生するトラフィックにより、ネットワークに不具合が生じていることが分かりました。
その通信契約の見直しにあたって、御社のご提案が要件を満たし、金額面でも優位性があったことが導入の決め手となりました。
導入後の評価
―導入後のサポートやサービスについて、どのように評価されていますか?
通信機器の更改も併せて進めたため、全体の効果として捉える必要があります。そのため、回線導入単体での効果を評価するのは難しいのですが、校内ネットワーク入口にあるルーター直下の速度測定値が大幅に改善されており、数値としての評価はできるのではないかと思っております。
また、教育現場では、ネットワークの通信断によって学校の教育活動に支障をきたすことが最も心配な点になります。まだ導入から日が浅く、判断は難しいところですが、今後も安定したネットワーク回線を提供いただけるのであれば、それは期待するサービス提供であったと評価できる部分になると考えています。
―本サービスを他の自治体におすすめするとしたら、どのポイントを特に強調されますか?
武蔵野市の市立学校では、J:COMチャンネルや地震速報などのサービス提供実績があったことで、通信契約にあたって、現地での作業依頼等をスムーズに進めることができました。そういった事情は今回の導入の段階では特に考慮しなかった部分にはなりますが、他の自治体においても他サービスの利用がある場合は、担当者間のやりとりがスムーズになる可能性があると考えています。
―今後のサービス品質向上のため、改善して欲しい点やさらなるご要望はありますか?
先ほど申し上げた通り、教育現場では必要なネットワーク速度が確保され、かつそのネットワークが常に安定していることを期待しています。今後も安定した通信環境を保ち、サービス提供の高い水準を維持していただきたいです。
加えて、新しいサービスやテクノロジーが次々と生まれる中で、すべてを把握し、理解することが難しい場合もあります。そういった情報や活用方法について積極的に提案をいただければと思います。
―今後取り組みたいことやビジョンがあれば教えてください。
近年、教員の働き方が大きな課題となっており、人的なサポートや業務改善を行うなど、負担軽減に取り組む必要性を感じています。教員の負担を軽減することで生まれた時間を、子どもたちと向き合う時間に充てていただけるような環境をつくりたいと考えています。
ICTも活用し、教員がより子どもたちの教育や成長に集中できる環境を整備していきたいと思います。