導入事例インタビュー
芦屋市様
ネットワークが支える子どもたちの学び
~ICT活用で開く新たな教育のステージ~
芦屋市教育委員会 教育部 学校教育室 打出教育文化センター 伊藤 佑輔 氏
導入の背景
―導入の背景や当時の課題を教えてください。
導入時期は令和2年(2020年)で、ちょうどGIGAスクール構想に基づく端末導入が進んでいた時期でした。児童生徒が一人一台の端末を使用することで、通信速度が不足する状況が発生したため、導入の必要性が生じました。
―導入を決める際に、何社のサービスを比較検討されましたか?
複数社のサービスを比較検討した上で、仕様書に基づいてご提案いただいた内容を精査した結果、J:COMを導入することに決定しました。
―弊社の回線を導入した決め手を教えてください。
最も大きな決め手は、価格と回線速度のバランスの良さです。それに加えて、相談のしやすさも重要なポイントでした。定期的に情報提供をしていただいたり、時折直接訪問していただける点は非常に助かっています。私自身、学校現場の教員出身の立場ですので、ネットワーク回線の専門的な知識があるわけではないため、気軽にご相談できるのは大変有難いです。
導入後の評価
―導入後のサポートやサービスについて、どのように評価されていますか?
導入してから5年が経過しましたが、その間に回線が止まるような大きなトラブルは発生しておらず、非常に安心して利用させていただいています。
私自身、以前タブレットを使った学習を先行的に試していた時期がありました。当時は、学校全体で40台ほどしか端末がない時代でした。その頃は無線アクセスポイントもなく、タブレットを移動するたびに回線を繋ぎ直す手間があり、不便さを感じていました。しかし、現在は各教室に無線環境が整備され、十分な回線速度が確保されており、授業を進める上でストレスをまったく感じることなく活用できています。
実際のところ、先生方からも「回線の速度」や「通信環境」に関する不満や悩みの声を聞いたことがほとんどありません。大きな声で称賛する場面は少ないかもしれませんが、裏を返すと“不満がない”という事実が、スムーズな利用環境を物語っていると感じています。このようなストレスフリーな環境は、先生方の働きやすさに大きく貢献しているだけでなく、何よりも子どもたちの学びが途切れることなくスムーズに進められるという点で、大変意義があると実感しています。
ICT環境の充実によって、これまで学習に対してあまり積極的ではなかった子どもたちが、「手元にこういったツールがあるから、ちょっとやってみようかな」と学びに取り組むきっかけになる場面を多く目にしています。それに加え、授業支援ソフトやデジタルドリルといったツールの導入が進む中で、一人一人の学習状況をこれまで以上に細かく把握できるようになりました。例えば、家庭学習にどのくらいの時間をかけているか、1問あたりにかかった解答時間はどの程度なのかといった具体的な情報を収集し、把握できるようになっています。これにより、教師一人の力では難しい部分をICTで補うことが可能になり、子どもたちの学びをより深くサポートできる環境が整ったと感じています。
―本サービスを他の自治体にお勧めするとしたら、どのポイントを特に強調されますか?
私は、価格面と費用対効果の高さを特にお勧めします。どの自治体でも同じ課題を抱えていると思いますが、回線費用予算の総額が変わらない中で、使用する場面が増加しています。その一方で、コストの削減も求められている現状があります。そうした中で、本サービスは速度や安定性といった性能面での満足度が高いだけでなく、価格とのバランスも非常に優れています。このことから、限られた予算の中で最大限の効果を得たい自治体にとって、非常に理にかなった選択肢だと思います。
―今後のサービス品質向上のため、改善して欲しい点やさらなるご要望はありますか
これまでお伝えした通り、現状のサービスには大変満足しております。
また、我々が求める内容については、すでに十分にご理解いただいているものと存じますが、次なるステップとして、「もう一歩先に進むためには、このような課題を解決すべきだ」といった具体的なアドバイスをいただけると非常にありがたく思います。
―長期的な視点で期待する成果やビジョンがあれば教えてください。
ICTの整備だけではなく、教育の質をさらに向上させるための取り組みが重要だと考えています。端末の導入はすでに進んでいるため、その次の段階へと進めていく必要があります。ただ現時点では具体的な形でお話しするのが難しい部分もありますが、目指すべき方向の一つとして「子どもたちがより主体的に学べる環境を整えたい」という願いがあります。現場では、今後さらに学びのあり方を深めていく取り組みが必要だと感じています。
また、現場での学習支援ソフトの利用率が高いという話も聞いており、子どもたちの活用状況や先生方の操作への慣れも着実に進んでいるように見受けられます。こうした基盤を活かしながら、より教育の充実を目指していきたいと思っています。
特に、他の自治体よりも一歩、二歩先を進むような取り組みを実現していきたいという想いがあります。これは、私たち教育委員会全体としての目標でもあり、今後も教育の発展に向けた新たなチャレンジに取り組んでいきたいと考えています。